NetDriveで進めるソフトウェアQAチーム運用 — 共有ビルドとテスト成果物をドライブに
QA エンジニアが NetDrive で S3、MinIO、SFTP 上の夜間ビルド、ログ、画面録画を Windows と macOS の通常のドライブとして閲覧する方法を紹介します。
毎晩、パイプラインはインストーラー1つ、大量のログ、失敗した UI 実行の画面録画をいくつかバケットに置いていく。朝9時、テスターはクリーンな VM に昨夜のビルドを入れたいし、今日のログはバグレポートの隣で開きたい。Web コンソールでファイルを1つずつ取得するのは遅く、間違えやすい。マウントしたドライブなら、成果物ストアが誰もが使い慣れたフォルダーのように見える。

どのテストマシンからでもビルド成果物を閲覧
NetDrive を使えば Google Drive、OneDrive、S3、SFTP、WebDAV などが Windows と macOS でネイティブドライブとして表示されます — 同期も、まるごとダウンロードも不要です。
- S3、MinIO、SFTP サーバーをドライブとしてマウント
- 「開く」ダイアログからインストーラーやログを直接開く
- テストを続けながら録画をバックグラウンドでアップロード
無料トライアル。永久ライセンスとサブスクリプションプランあり。
QA 成果物は通常どこにあるか
テストチームには3種類のファイルがたまる。ビルドは大きく、定期的に届く。ログは小さいが数が多い。録画やスクリーンショットは、テスターが手作業で作って不具合に添付するものだ。チームは多くの場合、これらを Amazon S3、自前の MinIO サーバー、またはビルドシステムの隣にある SFTP ホストに置いており、NetDrive はこの3つすべてに対応している。
マウントの目的は CI のストレージを置き換えることではない。人間が扱いやすい見え方を与えることだ。テスターは、ストレージプロバイダーのツールを覚えなくても、ビルドを VM の共有にドラッグしたり、ログをエディターで開いたり、録画をチケットに添付したりできる。

うまく機能する構成
意図が明確になるよう、場所を2つに分ける。
- ビルドとログ(読み取り専用)。 NetDrive の読み取り専用ドライブタイプでマウントすれば、誤って保存してもバグレポートが参照しているビルドを上書きできない。NetDrive の読み取り専用ドライブを参照。
- エビデンス(書き込み可)。 テスターが録画、クラッシュダンプ、エクスポートしたレポートを置く2つ目のドライブ。テスターごとに
evidence/<name>/<ticket>のようなフォルダーを割り当てる。
認証情報も同じ分け方にする。ビルドの場所を読み取るだけのストレージユーザーと、エビデンスに書き込める別のユーザーを作る。S3 の場合、NetDrive で S3 の Access Denied エラーを解決するに、失敗の大半を招くポリシー上の間違いがまとめられている。
セットアップ手順
- テスト用ワークステーションに NetDrive をインストールし、ダウンロードページから体験版を開始する。
- Add a drive を選び、プロバイダー(Amazon S3、MinIO、SFTP)を選択する。
- エンドポイントと認証情報を入力する。MinIO の手順は Windows で MinIO をマウントするにある。
- ビルド用ドライブには read-only のドライブタイプを選び、エビデンス用ドライブは書き込み可のままにする。
- それぞれに、Windows ではドライブ文字、macOS ではマウント名を割り当てる。
- 必要に応じて自動マウントを有効にする。NetDrive の起動時自動マウントを参照。

大きな録画ファイルの扱い
失敗するフローを10分間画面録画すると、数百MBになることがある。NetDrive のバックグラウンドアップロードモードなら、テスターが作業を続けている間にコピーが完了するので、次のテストケースが前のアップロードを待たずに済む。キューと進行状況の画面は下のスクリーンショットのように表示され、設定はバックグラウンドアップロードモードで解説している。

ノートPCのふたを閉じる前に、キューが空になっているか確認しよう。待機中のファイルは、まだクラウドにない。
知っておくべき落とし穴
- 古い一覧表示。 新しいビルドがまだ見えない場合は、NetDrive のフォルダー強制更新の説明どおり強制更新を行う。
- 大きなフォルダー。 1つのディレクトリに数千のログファイルがあると、オブジェクトストレージでは一覧表示が遅くなる。
logs/2026-11-04/のように日付で分割する。 - オフラインモードなし。 NetDrive はオフラインアクセスに対応していないため、飛行機の中で必要な成果物は事前にローカルへコピーしておく必要がある。
- Linux ランナー。 NetDrive の Linux 対応は実験的(experimental)なので、本番の CI ジョブにはネイティブのストレージクライアントを使い、NetDrive は人が作業する Windows と macOS のワークステーションで使う。
まとめ
QA チームは一日中、システム間でエビデンスを運んでいる。成果物ストアをドライブにすると、その往復から意外なほど多くの摩擦が消える。パイプライン側で同じ発想を扱った記事は NetDrive で DevOps の S3 テストフィクスチャを扱うにある。
— Jay, NetDrive