LinuxでOpenDriveをマウント — NetDriveの実験的ビルド
NetDriveの実験的Linuxビルドで、OpenDriveを通常のUbuntuマウントポイントとしてマウントする方法。インストーラーの手順、アカウント設定、シェルからマウントを確認する方法まで解説。
一人で運用を回しているチームが、夜間のデータベースダンプをOpenDriveに保存している。すでに支払い済みのアカウントがあり、バックアップのためだけに別のストレージ契約を新たに立てたくなかったからだ。問題が表面化するのは、ダンプジョブを実行しているUbuntuマシンだ。スクリプトは完成したアーカイブをOpenDriveが拾える場所に書き込む必要があるが、ヘッドレスサーバーにはファイルをドラッグするためのブラウザなどない。NetDriveのLinuxビルドはOpenDriveを通常のパスにマウントするので、スクリプトは他のディレクトリと同じようにそこへ書き込むだけで済む。

UbuntuマシンでOpenDriveをマウント
NetDrive を使えば Google Drive、OneDrive、S3、SFTP、WebDAV などが Windows と macOS でネイティブドライブとして表示されます — 同期も、まるごとダウンロードも不要です。
- OpenDriveが通常のUbuntuマウントポイントとして表示される
- ファイルはオンデマンドでストリーミング — 別途同期クライアントを管理する必要なし
- S3、SFTPなど20以上のプロバイダーと並んで1つのドライブマネージャーで動作
無料トライアル。永久ライセンスとサブスクリプションプランあり。
ここでマウントポイントがOpenDriveのWebクライアントより優れている理由
OpenDrive自身のWebインターフェースは手動アップロードには十分機能するが、cronジョブやシェルスクリプトにブラウザタブは無用だ。OpenDriveのAPIを直接使ってアップロードするとなると、一晩に1ファイル移動するためだけに統合コードを書いて保守することになる — かつては単純なcpで済んでいたジョブにしては過剰だ。NetDrive経由でアカウントをマウントすれば、その手間をまるごと省ける。ダンプスクリプトはパスに書き込むだけで、バックグラウンドでNetDriveがバイト列をOpenDriveへ届ける処理を担う。
OpenDriveは最近のリリースサイクルで、Koofr、Filen、Files.com、ImageKitと並んでNetDriveのサポート対象プロバイダーリストに加わった。WindowsやmacOSと同様に、LinuxでもNetDriveの最新リリースを実行すれば利用できる。

UbuntuへのNetDriveのインストール
NetDrive for LinuxはUbuntuのパッケージリポジトリからは配布されておらず、代わりにGitHubリリースとして提供される。
- github.com/NetDrive/installerにアクセスし、対象マシンのUbuntuバージョンに合ったリリースをダウンロードする。
- そのリポジトリのインストール手順に従う — 初回実行時は、マウントが依存するドライバーコンポーネントをセットアップするために通常
sudoが必要になる。 - NetDriveパッケージをインストールする。
- ドライブを追加する前に一度NetDriveを起動し、ドライバーコンポーネントを読み込んで準備を整える。
Ubuntu 16.04がサポートされる最小バージョンで、NetDriveの比較ページでもLinuxは依然として**実験的(experimental)**と表記されている — WindowsとmacOSの方がテストの大半を占め、修正の対応も速い。自分が管理するマシンでの夜間バックアップジョブなら実験的ビルドでも妥当な用途と言えるが、時間に厳しい処理を任せる前に自分のハードウェアでテストしておくこと。

OpenDriveアカウントの接続
OpenDriveの接続にはアカウント認証情報だけが必要で、事前にAPIキーを個別に発行する必要はない。
- NetDriveのDrive Managerを開き、+ Add Driveをクリックする。
- プロバイダーリストからOpenDriveを選択する。
- プロンプトが表示されたら、OpenDriveアカウントのメールアドレスとパスワードでサインインする。
- マウントポイントを設定する —
/mnt/opendriveのようなパス、あるいはバックアップジョブがすでに書き込んでいる空のディレクトリでもよい。 - Connectをクリックする。NetDriveが認証を行い、そのパスにアカウントをマウントする。
ターミナルからマウントを確認する
ヘッドレスマシンでは、GUIを信用せずシェルからマウントを確認する。
# Confirm the mount is listed
mount | grep opendrive
# Or just try listing it
ls /mnt/opendrive

接続直後に一覧が空になっているのは、たいていルートフォルダの読み込みがまだ終わっていないだけなので、数秒待ってみる。それでも空のままなら、まずOpenDriveのパスワードを確認すること — 入力ミスは、初回接続が明確なエラーを出さず静かに失敗する最も多い原因だ。マウントポイントにテストファイルを書き込み、それがOpenDriveのWebクライアントに表示されるか確認するのが、バックアップスクリプトが実際に正しい場所へ書き込むことを確かめる確実な方法だ。
Linuxビルドで考慮しておくべきこと
- リリースサイクルが独立している。 WindowsやmacOS向けの修正が、同じ週にLinuxへ自動的に反映されるわけではない。
aptとの統合はない。 インストールと更新はUbuntuのパッケージマネージャーではなく、GitHubリリース経由で行う。- WindowsとmacOSが本番運用レベルの対象。 NetDriveはこの2つを本番運用対応として扱っており、Linuxはさらなる告知があるまで実験的とラベル付けされたままなので、重要なバックアップ経路には自分の環境で実証されるまでフォールバックを用意しておくべきだ。
まとめ
UbuntuでOpenDriveをマウントすれば、aptではなくGitHubに置かれたインストーラーを通じて、WindowsやmacOSですでにNetDriveが提供しているのと同じ、プレーンなファイルシステムとしてのクラウドストレージアクセスをヘッドレスマシンでも得られる。よりテストが重ねられたプラットフォームで同じプロバイダーを使う場合は、Mount OpenDrive on macOS with NetDriveまたはMount OpenDrive on Windows with NetDriveを参照してほしい。LinuxでNetDriveを運用する全体像については、NetDrive on Ubuntu Linuxを参照。
— Casey, NetDrive