LinuxでKoofrをマウント — NetDriveの実験的ビルド
NetDriveの実験的Linuxビルドで、KoofrをUbuntuのマウントポイントとしてマウントする方法。認証情報、セットアップ手順、ターミナルからのマウント確認方法を解説。
ロッテルダムの3人組の開発会社は、社内ドキュメントと設定バックアップをKoofrに保存している。あるクライアントの調達チェックリストが「会社データが物理的にどこにあるか」を尋ねてくるため、「EU域内のサーバー」というのが手っ取り早い答えになるからだ。摩擦が生じるのはUbuntuのビルドサーバー上で、デプロイスクリプトがそのKoofrアカウントから設定ファイルを読み込む必要があるのに、ヘッドレスジョブではブラウザタブという選択肢がない場面だ。NetDriveのLinuxビルドは、WindowsやmacOSと同じように、Koofrを通常のUbuntuマウントポイントとしてマウントするので、スクリプトはただパスを開けばよい。

UbuntuマシンでKoofrをマウント
NetDrive を使えば Google Drive、OneDrive、S3、SFTP、WebDAV などが Windows と macOS でネイティブドライブとして表示されます — 同期も、まるごとダウンロードも不要です。
- Koofrが通常のUbuntuマウントポイントとして表示される
- ファイルはオンデマンドでストリーミングされる — 別途同期クライアントの面倒を見る必要はない
- 1つのドライブマネージャーでS3、SFTP、その他20以上のプロバイダーと並行動作
無料トライアル。永久ライセンスとサブスクリプションプランあり。
なぜここではマウントポイントがKoofrのWebアプリより優れているのか
Koofr自体のWebインターフェースやモバイルアプリは日常的な用途には十分対応するが、スクリプトやcronジョブ、プレーンなファイルシステムパスからの読み込みを前提とするtarコマンドには何の助けにもならない。先にコピーをダウンロードしておく方法も、ファイルが変更されると2つのバージョンを突き合わせる羽目になるまでは機能する。NetDriveを通じてアカウントをマウントすればこの手間を省ける。読み書きはマウントポイントを通じて直接Koofrに対して行われ、ローカルディスクに対する動作と変わらない。
KoofrはFilen、Files.com、ImageKit、OpenDriveとともに、直近のリリースサイクルでNetDriveの対応プロバイダーリストに加わった。他のプラットフォームと同様、LinuxでもNetDriveの最新リリースを実行すればよい。

UbuntuへのNetDriveのインストール
NetDrive for LinuxはUbuntuのパッケージリポジトリからは提供されず、代わりにGitHubリリースとして配布される。
- github.com/NetDrive/installerにアクセスし、使用中のUbuntuバージョンに合ったリリースを取得する。
- そのリポジトリの案内に従って、マウントが依存するドライバーコンポーネントをインストールする — 初回は通常
sudoが必要になる。 - NetDrive本体のパッケージをインストールする。
- ドライブを追加する前にNetDriveを一度起動し、ドライバーコンポーネントを読み込ませておく。
サポートされる最小バージョンはUbuntu 16.04で、NetDriveの比較ページでは今もLinuxを**実験的(experimental)**と明記している — WindowsとmacOSがテストの大部分を占め、修正の対応も速い。開発用マシンやCIランナーでのKoofrマウントは妥当な用途だが、無人稼働の本番ジョブについては、頼りにする前に自分のハードウェア上で十分にテストしておく価値がある。

Koofrアカウントの接続
Koofrの接続ではアカウントの認証情報を尋ねられるだけで、事前に調べておくべきAPIキーやエンドポイントは存在しない。そのため、まっさらなマシンに追加するプロバイダーとしては比較的シンプルな部類に入る。
- Open NetDrive’s Drive Managerをクリックし、+ Add Driveをクリックする。
- プロバイダー一覧からSelect Koofrを選ぶ。
- プロンプトが表示されたら、KoofrアカウントのメールアドレスとパスワードでSign inする。
- Set a mount point —
/mnt/koofrのようなパス、または自分が管理する任意の空ディレクトリを指定する。 - **Click Connect.**するとNetDriveが認証を行い、そのパスにアカウントをマウントする。
ターミナルからマウントを確認する
ヘッドレスやリモートのマシンではGUIだけを信用せず、シェルから確認しよう。
# Confirm the mount is listed
mount | grep koofr
# Or just try listing it
ls /mnt/koofr

接続直後に一覧が空になっているのは、たいていルートフォルダの読み込みがまだ完了していないだけなので、何か問題があると決めつける前に数秒待ってみてほしい。それでも空のままなら、まずKoofrの認証情報を再確認すること — パスワードの入力ミスは、初回接続が明確なエラーを出さずに静かに失敗する最もよくある原因だ。
Koofrへの書き込みも読み込みと同じ仕組みで動作する。マウントポイントにファイルをコピーすれば、NetDriveがそれを書き込んだプロセスをブロックすることなく、バックグラウンドでアップロードをキューに入れる。

Linuxビルドで留意しておくべきこと
- リリースサイクルが別。 Linuxドライバーは独自のスケジュールでリリースされるため、WindowsやmacOSに入った修正が同じ週のうちにLinuxへ反映されるとは限らない。
aptとの連携はない。 インストールとアップデートはUbuntuのパッケージマネージャーではなく、GitHubリリースを通じて行う。- WindowsとmacOSが安定版のターゲット。 NetDriveはこの2つを本番運用向けとして扱っており、Linuxは当面「実験的」のラベルのままとなる。
まとめ
UbuntuでKoofrをマウントすれば、Linuxマシンでも、WindowsやmacOSでNetDriveがすでに提供しているのと同じ、EUでホストされたストレージへのプレーンなファイルシステムアクセスが得られる — インストーラーはaptではなくGitHub上にあるという違いはあるが。より広くテストされたプラットフォームでの同じプロバイダーについては、Mount Koofr on macOS with NetDriveやMount Koofr on Windows with NetDriveを参照してほしい。LinuxでのNetDrive運用の全体像については、NetDrive on Ubuntu Linuxを参照。
— Casey, NetDrive